お役立ちコラム

不動産担保ローンに年齢制限はある?

不動産担保ローンを取り扱っている会社によっては、年齢制限を設けている会社があります。
年齢制限があると、返済期間に大きく影響してしまうだけでなく、融資できる金額にも支障が生じてしまうためしっかりと把握しておかなければなりません。
そこで、今回は不動産担保ローンの「年齢制限」について解説します。「年齢制限なし」としている会社はあるのか、などについて見ていきましょう。

△不動産担保ローンの年齢制限について

不動産担保ローンの年齢制限とは、どういった制限であるのかを見ていきましょう。

【借入時の年齢制限】

例えば、未成年(民法改正により、2022年4月1日から成年年齢が20歳から18歳へ引き下げられました)への貸付は、基本的には厳しいでしょう。

また、民法改正により、2022年4月1日から成年年齢が20歳から18歳へ引き下げられ、18歳からは成年となり、原則として18歳から単独で借入を行えますが、基本的には20歳以上を貸付対象としている会社は多いようです。

【完済時の年齢の上限】

例えば、年齢制限を70歳としている不動産担保ローン会社を利用する場合、完済予定が70歳を超えるような返済計画を立てることはできません。
そのうえ、すでに70歳に近い年齢の場合は、融資可能額が低く設定されてしまうこともあります。

【長期の借り入れが難しくなるのが難点】

不動産担保ローンの年齢制限(上限)は、長期の借り入れが難しくなるのが難点です。
ただし、こうした不動産担保ローン利用年齢の上限設定は「無理な返済計画」にならないための措置であるため、必ずしも「デメリットしかない制度」というわけではありません。

例えば、退職後の「収入がない時期」の返済は難しいのが事実であるため、年齢制限の制度は現実的といえます。
しかし、既に中高年世代であれば、年齢制限が設けられていると長期の借入が難しくなってしまうのが現状。仮に年齢制限が70歳であり、現時点で60歳の場合は最長でも返済期間は10年間となってしまうのです。

△不動産担保ローンで年齢制限なしの会社はある?年齢制限なしの会社を選ぶ場合の注意点について

不動産担保ローンの年齢制限は、融資を行う会社によって「あり」「なし」が分かれます。
現状としては、不動産担保ローンで年齢制限を設けていない会社も多いため、希望する会社を探しやすいといえるでしょう。

不動産担保ローンで「年齢制限なし」の会社を選ぶ場合の注意点について解説していきます。

【適切に返済計画を立てる】

年齢制限がなくても、適切な返済計画は大切です。
適切に返済計画を立てないと、「返済が苦しくなる」「想定していたよりも返済がきつい」といった事態に陥ってしまいます。

最悪の場合「返済できずに不動産を失う」といった事態にもなりかねませんので、年齢制限がなくても適切に返済計画を立てましょう。

【年齢制限なしなら「ノンバンク」を選ぶ】

年齢制限なしの不動産担保ローンを利用したいのであればノンバンクのローンを検討しましょう。

ノンバンクとは、クレジットカード会社や消費者金融などの「融資業務を専門に行う融資会社」のことです。ノンバンクは銀行と比較すると「基準が緩い」「審査が甘い」といったメリットがあり、年齢制限を設けていないところも多いです。
年齢制限を気にせずに不動産担保ローンを利用したいのであれば、ノンバンクを検討しましょう。

△まとめ

本記事では、不動産担保ローンの年齢制限について解説いたしました。

フィナンシャルエースの不動産担保ローンは、原則20歳以上の方であればどなたでもご利用いただけます。また、完済時の年齢制限については、特段規定はございません。お客様の収入状況や、保証人の有無によっては、70歳以上の方でのご融資可能であり、柔軟なご対応を心掛けております。

ご相談は無料です。ぜひ一度ご相談くださいませ。

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