抵当権(ていとうけん)とは、不動産や動産(有形資産)などの財産を担保として貸主(金融機関や貸し手)に対して借主(借り手)が借金をする際に設定される担保権の一つです。抵当権を設定することで、借主が借金の返済を怠ったり契約違反を行った場合に、貸主が担保となった不動産や動産を差し押さえて売却することで債権を回収できる仕組みを提供します。
主な特徴や仕組みは以下の通りです。
・抵当権の設定
~借主と貸主の間で借金の契約が成立した後、借主は不動産や動産を担保として抵当権を設定します。これにより、借主は借金を受け取る一方で、貸主は担保として設定された財産を抵当権として所有します。
・担保としての役割
~抵当権を設定した不動産や動産は、借主が借金を返済できない場合や契約違反を行った場合に、貸主が債権を回収するための保証となります。この場合、貸主は担保となった財産を差し押さえて売却し、その収益を元に債権を回収します。
・優先順位
~抵当権は、他の担保権と競合する場合があります。例えば、不動産には複数の抵当権が設定されることがありますが、債権者の優先順位は抵当権の設定順によって決まります。最初に設定された抵当権が最も優先され、その後に設定されたものが順次優先されることになります。
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