不動産担保ローンを利用して借り入れしたお金は、リフォーム資金としも利用可能です。
不動産担保ローンを取り扱っているノンバンクでは、資金使途について利用目的は自由としているところが多いため、リフォームの費用として不動産担保ローンを利用したい場合、使用用途を理由に申し込みを断られるということはありません。
不動産担保ローンを活用し、リフォーム資金を調達する場合のメリットについて、見ていきましょう。
△リフォーム内容の制限がない
不動産担保ローンを利用することで、リフォームの内容等を制限されずにリフォームができるというメリットがあります。
住宅ローンや銀行系のリフォームローンでは、工事会社の確認やリフォームの内容について制限されるケースもあります。
ノンバンク系の不動産担保ローンで融資を受ける際の基本的な条件は、借主の返済能力と担保物件の評価額です。
つまり、不動産担保ローンを利用するにあたって、工事の内容やリフォームの内容について制限されるということはありません。
不動産担保ローンでのリフォーム検討は、どのような方に利用されることが多いのでしょうか。詳しい内容を紹介していきます。
【ファミリー層】
子供が出来たことをきっかけに、自宅を二世帯住宅にしたいという家庭で、不動産担保ローンでのリフォーム検討を実施されることがあります。
資金使途自由な不動産担保ローンであれば、リフォームだけでなく、新生活のための準備金としてあらゆる使い方が実現可能です。
【自宅を事務所にリフォームしたい人】
自宅を事務所のようにリフォームしたいという方は、不動産担保ローンを利用すれば、十分な資金を調達することができるので、すぐにリフォームを実施することができます。
【バリアフリーや耐震のためにリフォームしたい人】
不動産担保ローンを利用してリフォームしたいという人の中には、耐震対策・バリアフリーを検討しているという事例もあります。
△高額の借入が可能
不動産担保ローンは不動産を担保にしてお金を借りるため、借入限度額を大きくとれるというメリットもあります。
大規模な増改築を行う場合、リフォームの費用は高額になります。
物件の評価額に左右されるものの、大きく資金を得ることができれば大規模な修繕を行うことも可能です。
△融資を早く受けることが出来る
ノンバンク系の不動産担保ローンであれば、審査日数も比較的短く、数日で融資を受けることも可能です。
一方で住宅ローンや銀行系のリフォームローンの場合は、書類の準備や提出及び仮審査などが行われ、融資までに時間がかかることも珍しくありません。
急ぎでリフォーム資金を準備したい場合は、リフォームローンより不動産担保ローンの方が適しているといえるでしょう。
△まとめ
不動産担保ローンは使用用途の制限がなく、リフォーム資金としても活用可能です。
不動産の担保評価を重視するため、融資額も大きく、大規模なリフォームにも対応できる可能性が高まります。
ノンバンク系の不動産担保ローンを利用すれば、最短数日で借入することも可能です。
リフォームを検討されている方は、ぜひ所有不動産を活用し、不動産担保ローンでリフォーム資金を調達してみましょう。