不動産担保ローンでいくら借りられるかは、資金調達を考えている方が気になるポイントでしょう。
とくに高額な借入をしたい場合、融資額の上限や基準について知っておきたいポイントといえます。
そこで、今回は不動産担保ローンはいくら借りられるのか、融資額の相場について解説していきます。
△不動産担保ローンはいくら借りれる?
不動産担保ローンで資金調達をする場合、いくら借りられるのでしょうか。
さっそく、融資額の相場について見ていきましょう。
不動産担保ローンの上限金額は、金融機関によって様々で、上限1億円の会社もあれば10億円の会社もあります。
また、不動産担保ローンがいくら借りられるのかについては、担保として提供する不動産の価値によって大きく異なるのが現状です。
不動産担保ローンの借入可能額は、担保となる不動産評価額の6~8割程度とされています。たとえば評価額が1億円の土地の場合、6,000万~8,000万円程度が借入可能額の目安です。
このように、借り入れ限度額は、一般的には担保掛目を用いて算定される実質的な担保価値が、融資金額の限度額となります。
ただし誰であっても、限度額ぎりぎりまで借りられるとは限りません。
金融機関やノンバンクは、融資をする前に申込者本人について必ず審査を実施します。本当に返済能力があるかどうかを確認し、しっかりとお金を返済してくれる人かどうかを見極めるためです。
年齢・職業・勤務形態・年収・健康状態・所有資産・信用情報などが主な調査項目です。
融資が出来るかどうかを判断する基準は、金融機関やノンバンクによって異なります。
しかし共通しているのは、収入に対する返済負担率が高すぎると判断されれば、融資は受けられないということです。
逆に言えば、借入人の収入状況や返済能力が高いと判断されれば、担保掛目より融資額が多少超えていても、より高額な融資が受けられる可能性もあるという事です。
△より高額な融資を受けたい場合は、ノンバンクを利用してみよう
不動産担保ローンを有利に利用したいのであれば、ノンバンクをおすすめします。
ノンバンクの融資審査において、申込者の返済能力や不動産の担保価値が審査基準となる点はほかの金融機関と共通していますが、より柔軟な審査を実施している点が異なります。
また、審査が比較的短期間で、なるべく早急にご融資を受けたいときにも活用できます。不動産担保ローンへお申込みを検討している方は、銀行だけでなく、ノンバンクの利用も検討してみましょう。