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開業資金を不動産担保ローンで調達する方法

新しくビジネスを始める際に用いる「開業資金」。どのような事業を営むか、どのような店舗を開くか、業態や規模によって必要な額は異なります。

飲食店や販売店のように店舗のある業態では、多額の初期投資が不可欠で、預貯金や退職金による自己資金だけでは十分でないケースもあります。

開業資金を調達するには、銀行から融資を受ける、ビジネスローンを利用する、といった方法がありますが、開業前だと事業実績がなく、融資する側としても審査上の判断が難しいという事情があります。そのため、希望する額までの融資を受けられない、もしくは融資自体を断られることもあるでしょう。
そのようなときにおすすめの資金調達方法が、不動産担保ローンです。

△不動産担保ローンとは?

不動産担保ローンとは、担保となる不動産は、自分名義の不動産、親や配偶者といった家族が所有している他人名義の不動産を担保として借りるローンのことです。
お借り入れ可能な金額は、その不動産の価値に応じて決まります。
不動産担保ローンは一般的に無担保のビジネスローンよりも借入金利が低金利で、不動産の価値に応じて1億円以上の高額の融資を受けることも可能です。
ただし、返済不能の状態に陥ったときは、担保として提供した不動産を手放さなければならないため注意が必要です。

△不動産担保ローンを利用して開業資金を調達するメリット

【審査が通りやすい】
不動産担保ローンも申込む際には審査を受ける必要があります。ただ、他のローンと異なり、不動産を担保として提出することから、金融機関は返済が滞ったとしてもその不動差を売却することで融資額を回収できます。金融機関としては貸し倒れのリスクが少ないため、他のローンと比べ比較的審査に通過しやすい傾向があります。

【高額の融資を受けやすい】
不動産担保ローンの場合は、本人の属性や借入状況だけではなく、担保として提供する不動産の価値によって融資額が決まるため、高額な借り入れも可能です。

【金利が低い】
不動産担保ローンの場合、担保提供を必要としない無担保ローンに比べ、金融機関のリスクも減る為、無担保のローン商品より低い利率での借入が可能となります。
また、金利の低い不動産担保ローンを利用することで、返済における金利負担を抑えることができ、最終的な返済総額も減らせます。

【資金使途が自由】
不動産担保ローンにおける資金使途は原則自由です。
ですので、開業資金はもちろんですが、他の事業資金や運転資金、税金支払い、つなぎ資金など、幅広い用途でご利用が可能となります。
また、法人だけではなく個人事業主の方も不動産担保ローンを利用できます。

△開業資金の調達は、ノンバンクの不動産担保ローンを利用してみよう

不動産担保ローンを利用し、開業資金を調達できることが分かりました。
ノンバンク系の不動産担保ローンは、銀行に比べ、比較的に審査が通りやすく、お申込みからご融資実行まで早い傾向にあります。
資金調達でお急ぎの方や、銀行の審査に落ちてしまった方は、ノンバンクの不動産担保ローンを検討してみてはいかがでしょうか。

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